成長のためのマーケティング戦略

1.成熟市場に対応したマーケティング戦略

地方都市にとって、地方創生や町おこしは「生存戦略」と言っても過言ではありません。

特に中小都市に多くある古くからの商店街は、郊外型大型店舗・モールの進出やネット通販などの普及に伴い、活力を失いシャッター商店街と化している所も多々見られます。
これらに対抗するためには、商店街を単なる個々の商店の集まりではなく「人が集う魅力ある場所」として街をどうしていくべきかという「マーケティング戦略」が必要不可欠です。

現代の日本は、家庭にはものが有り余っており、必要なものはネットや量販店などで一括購入することが多く、街にわざわざ買い物に出かけるという習慣が失われつつあります。
この「モノあまり、店あまり」の時代に、単なる「消費市場」としてのマーケットの考え方ではなく、「成熟市場」に対応したマーケティング戦略が必要です。

2.デジタルマーケティングへの対応

下図は商品やサービスの情報を収集するときの情報源としてどのようなメディアを利用しているかについての調査結果です(「情報元に関する意識・事態調査報告書(2013)」)。
これを見てわかるように、年代を問わずインターネットなどのデジタルメディアが情報源の主流となりつつあることがわかります。前述の「成熟市場」と合わせて、消費者はより自分の嗜好や考えにあった商品やサービスをWeb上の情報などから選択する傾向がますます強くなっています。
提供者側の企業がこれらに対応するためには、「マス」ではなく「個」の情報をもとにマーケティングを行っていく(マイクロマーケティングやワントゥーワンマーケティングなどといいます)に必要になっていきます。また、同時にデジタルメディアに対応した「デジタルマーケティング」の導入も必要となってきています。

デジタルマーケティングは、大手企業や先進的な企業ではすでにこれに対応した仕組みや方策を行っていますが、今後、中小企業や地方の商店などでも、成長のためにはデジタルマーケティングの導入が必須となっていくことでじょう。